躁うつ病(双極性障害)
気分に波があり、‘躁’と‘うつ’を繰り返す病気と理解してよいです。
躁の症状は以下のようなものがあります
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・活動性が増加する
・気分が高ぶる
・睡眠欲求が減少する
・お喋りになる -
・話が飛びやすくなる
・自尊感情が肥大し、自信にあふれる
・注意が散漫になる
・怒りっぽくなる
*躁には程度が軽い‘軽躁’もあり、‘軽躁’は本人は気分が良いので自覚していないことがあります。
うつの症状は以下のようなものがあります
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・悲しい気分が強くなる
・エネルギーがなくなる
・集中が困難になる
・ネガティブ思考が顕著になる -
・睡眠障害(朝に早く目が覚めるパタンが多いが、
逆に過眠となってベッドから出てこられないパタンもある)・興味を喪失し、これまで楽しんでいたことも楽しめない・食欲不振
うつ病と躁うつ病は別の病気で、治療に使われる薬が違います。うつ病は‘うつ’のみであり、一度でも‘(軽)躁’になったことがあればそれは躁うつ病です。軽躁が見落とされ、うつ病と誤診されているケースがあります。うつの症状は躁うつ病もうつ病も非常によく似ており、区別するのは困難です。
なお、仮にあなたがひどく気分が沈み、上記のうつの症状のいくつもが同時に当てはまり、そして自殺したいと思うようになっているのであれば、今すぐに精神科に電話して相談して下さい。
あなたが取り返しのつかないことをして後悔する前に、この苦しい状況を支えてくれる人が見つかるはずです。
躁うつ病(双極性障害)の治療は薬物療法がメインとなり、長期にわたる服薬が必要となります(薬を止めると症状がぶりかえす方が殆どです)。当クリニックでは躁うつ病(双極性障害)の心理教育(疾患教育)プログラムを用意しています(カウンセリング枠)。心理教育(疾患教育)プログラムはご家族の方も受けることができます。
■躁うつ病(双極性障害)の心理教育(疾患教育)プログラムは30分×3回程度で、カリキュラムの例は以下です
・躁と軽躁の症状
・軽躁と幸福感の違い
・重症度別の躁状態
・うつの症状
・重症度別のうつ状態
・チャートを作ろう
・原因
・有病率
・遺伝性について
・治療内容について
・薬を止めたらどうなるか
・薬を止めないための工夫
・再発を繰り返すとどうなるか
・民間療法はすすめられない
・前駆兆候、早期症状を理解し、対応行動リストを作ろう
・状態悪化時の対応
・睡眠衛生について
・旅行について
・物質乱用・依存
・カフェインはどうしたらよいか
・妊娠中、産後の再発率について
・軽躁と幸福感の違い
・重症度別の躁状態
・うつの症状
・重症度別のうつ状態
・チャートを作ろう
・原因
・有病率
・遺伝性について
・治療内容について
・薬を止めたらどうなるか
・薬を止めないための工夫
・再発を繰り返すとどうなるか
・民間療法はすすめられない
・前駆兆候、早期症状を理解し、対応行動リストを作ろう
・状態悪化時の対応
・睡眠衛生について
・旅行について
・物質乱用・依存
・カフェインはどうしたらよいか
・妊娠中、産後の再発率について